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ラジカル鈴木さん
Words to Live by
By Judit Kawaguchi
Translator: Toshio Ozawa
Approved by Radical Suzuki


 イラストレーターラジカル鈴木の描く、キュートで色っぽい女の子のイラストは、単行本、雑誌、広告に登場します。そんなラジカル鈴木は私の見るところ、ちょっと変った人です。そして、彼自身はそのことが誇りのようです。

ラジカル鈴木ホームページへ

僕は「ラジカル」と名乗っていますが、それは逆に自分が普段過激(ラジカル)ではないからです。私は、ラジカルになりたい。過激に、自分の美意識を表現するアートを創造したいという意味でです。

僕の思うアートとは、脳をマッサージして、詰まっているあらゆるゴミを取り除くためのものです。かつて僕の脳には、山ほどのごみが詰まっていました。だから僕はアートを手がける必要が生じたのです。

僕は一種のオタクです。オタクは基本的に内向的で、自分の内面の世界しか見ていません。一般的に、他者とのコミュニケーションが不得意な人間がオタクになるのですが、そんなオタクにも他者とつながりたい、という欲求はあります。そんな不器用さが、創造的なはけ口を持つと、素晴らしいアートを創作することがあります。

自分の想像の中で僕は、強靱な逞しい男なのですが、本当の生身の僕はまったく逆の弱い人間です。

精神的にはまったくの子供と言って良い。今世界から捉えられている日本文化は、非常に子どもっぽいのですが、僕はそれがずっとそのままであって欲しいと望んでいます。僕たちのような現代の日本人の大部分がある程度のオタクです。要するに大人になりたくないと望んでいます。ストイックに、真面目になろうなどと真剣に思っている人間はごく稀です。

僕は、夢の中や自分のアートの中では、自分の力強さを感じるのです。欲望や熱情、言葉では表現できないあらゆること、そして実生活では手に入らないあらゆることを描きます。僕のアートの中では僕は最高にクールな男であって、どんなに最高な女の子も自分のものにすることができます。僕のアートは、そのような力が感じられるビューアーのようなものです。そう、なので本当のパワーを得るためにも僕のアートを買ってください、僕はまだ少々貧乏なので、それを現実にする力がありません。

それとは別に僕は自分が今月結婚したことが、未だに信じられません。なぜかって言うと、結婚は、生身の人間を対象としている行為だからです。私はオタクだから、そんなことが起こるとは思いませんでしたが、幸せなことに彼女もそうなのです、オタクだったのでした。

僕も妻も、同じくらい人間関係とか本当の恋愛はひどく苦手でした。そんな二人が偶然出会ったので、すぐに結婚しました。つき合っていた期間はたった半年でした。

僕の親くらいの世代の、一般的な見合い結婚と、今のオタクの結婚は、ある意味同じなんです。親の世代では、結婚式までは相手のことを何も知らなかったのですが、僕たちもあまり知らなかったのです。でも、少なくとも僕たちは、一つか二つの共通の趣味を持っていました、それで十分だったんです。

結婚したら、自分の、両親を見る目が少し変わりました。以前は僕は、親に感謝したことなど一度もなかったのですが、今になってやっと、育ててくれたことへの感謝を感じています。でも、恥ずかしいから実際にはそれを言うことはできませんけれどね。

ところで、演歌は日本の心であり、カラオケは素人がそれを表現する最良の手段です。沢山の好きな歌がありますが、僕は森進一の「襟裳岬」が特に好きです。それは、雪に覆われた北海道の小さな港町が舞台で、そこに住む人間の気持ちを歌っています。大都会東京に住む僕は、こんなタイプの生活に憧れるのですが、実際には住むのは難しい。だから歌うことによってそんな気持ちを味わいます。実はこの歌は偶然にも、嫁の亡くなった父親、義父の好きな歌であったのです。カラオケボックスで僕がこの歌を彼女に歌って、それを聞いた彼女は僕との結婚を決意してくれたのです。

女性は僕にとって、まったく理解不能な、不可解な存在です。なので妻は、僕の女性に対する謎の、主な研究対象なのですが、彼女が全女性の代表的な存在なら、全ての女性というものが理解できるようになるでしょう。例えば妻は、気分の変化が激しく、なかなか一定ではありません。これはすべての女性にとって当たり前のことなのでしょうか?不思議です。女性は僕にとっての永遠のテーマなんです。

もう1つの大きなテーマは、セックス。恥ずかしいけれども僕と妻は、家にいるときはよく抱き合っています。だって日本人は普通は、家の外ではあまり身体を触れ合ったりしませんからね。そのぶん、家の中ではおたがいを求め合うのではないでしょうか。

人生はアートであり、アートはセックスである。と、僕は思うんです。そして、だから人生はセックスである。セックスとは単にセックスする意味だけではなくて、生きていること、すなわち他者とラジカルに交わることがセックスと同等の、重要で楽しいことなのだと僕は思っています。オタクの僕だからこそ、それを強く望んでいるのです。」


テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2006/09/26 22:55】 | Words to Live By和訳(J) | トラックバック(0) | コメント(0)
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